しらたき 5年振りのメイド喫茶
それは9/15~9/18の3泊4日東京・大阪旅行のこと
初日は特に予定が少なかった為、夕方からは秋葉原でブラブラして面白いもの探そうと思ってたのに酷い雨で断念。
それでも止むまでずっと待つのも時間がもったいない。そして秋葉原っぽい事をしたい。そうした時に辿り着いた答えがコンカフェだった。
しかし僕の脳内で討論が発生。
しらたきA「お前何考えているんだ!5年前覚えてないのか!お前にコンカフェ適正ないだろ!!もえもえきゅん言わされて精神が死んでいたぞ!!」
しらたきB「それでも暇したくないんですよ!ゲーセンでbeatmaniaやるなんて地元でも出来ますし少しでも頑張って体験しましょうよ!」
しらたきC「これは行くべきです。何故ならあなたのブログの最終更新記事(2022/12/14)見ました??過去一酷い記事ですよ!!ブログのネタ探して更新してください!!」
しらたき「Cの意見採用。行きましょう」
とめっちゃ軽い気持ちで行くことに。
んで周辺のコンカフェを調べると、なんと秋葉原駅から徒歩1分で評価も高いコンカフェがある事が発覚。どうやらメイド喫茶のようだ。
僕は「評価高いなら大丈夫やろ〜」と更に軽い気持ちですぐ向かい到着。
今回入店したメイド喫茶「アキバなら異世界メイドがお給仕しても問題ないよねっ!」は、店名の通り異世界をモチーフにしているらしい。どういう感じなのか想像出来ないがコンセプト的に期待は出来そうだ。
そして5年前の僕はめいどりーみんの店内に入った瞬間(メンタルが)終わったわ。って感じだった。
しかしもう経験者だ。店内に入ったら「おかえりなさいませご主人様♡」って言われるのを知っている。知ってるから大丈夫。大丈夫。落ち着いて…よし、店内へGO!!
メイド達「いらっしゃいませ!ご主人様♡」
ぼく⬇
ダメだった。警戒したのにダメだった。引いてるわけじゃない。なぜ苦手かも分からないけど苦手なんだ。
開幕パニックになってる間にも、メイドは手際良く店内の説明が入り、指定された席に着席する。
そしてメイドからメニューを渡さr……と思っていたが、何か導入を始め出した。とっても嫌な予感がする
メイド「このメニューなんですけど、間違って異世界文字のメニュー持っちきちゃったんですぅ〜!このままだと読めないので少し目をつぶって下さいね!(僕が指示通りに目を瞑る)それでは行きますね!もえもえ〜〜♡」
…………
メイド「はい!これで読めるようになりましたよ!かわいいですよ似合ってますね!!!」
………………………………
やられた。あまりにも手際が良すぎる。着席から装着まで2分足らずだ。もしうさ耳装着RTAがあれば世界1位の速さだろう。
そして更なる追撃
メイド「メイドさんを呼ぶときは、『もえもえ~♡』って呼んでくださいね♡」
ナンテコッタイ、隣の席の大学生二人組を気にしながら一人で「もえもえ~♡」と言わないといけないのか?恥ずかしすぎるだろ...
しかし、店員を呼ばない限りは進まない。僕は勇気を出して「もえもえ~♡」と恥ずかしながら言ったら店員が来た。そして僕は特にお腹が空いていなかったため、何故か売っていたメニュー表の「たこわさ」に指をさした。
メイド「こちらは異世界のクラーケンから作ったたこわさなんですよ~」
もう開幕の怒涛の攻撃が凄すぎて、異世界の設定についてもうなんにも思わなくなってきた。
そして5分後、たこわさが届く。普通においしそうだ。
しかし、僕は知っている。あの「おまじない」が来ることを
メイド「このままでも美味しいんですけど、もっとおいしくなるおまじないを一緒にかけましょうね♡一緒に『もえもえきゅん♡』って言ってくださいね♡」
きた....5年前で学んだぞ。そして知った。ここは恥ずかしがらずに...
僕・メイド「もえもえきゅん♡」
うわぁ...周りめっちゃ見てる...みないでーーーーーーーーーー!!!!!!!
うわあああああああああああああああああああああああああああああああ
あまりにも恥ずかしい。分かっていても耐えきれなかった。何食べたらこの恥ずかしさ乗り越えられるのだろうか
そしてようやく猛攻が落ち着いたころ、僕はようやくたこわさ食べながら周りを観察しy......
たこわさうっま!!!!!!!!!!!!!!???????
信じられないぐらいうまいんだけどなにこれ、普通に居酒屋で出てくるたこわさよりうまい。これは本当にクラーケンだからなのか『おまじない』の効力なのか分からないがとてもうまい なんで美味しいんだよ
そしてうまいたこわさをちびちび食べながら過ごしていると、前の席の「THE・アキバオタク」なおっさんが注文したメイドのライブが始まった。どうやら「可愛くてゴメン」のダンスをしてくれるようだ。
どうせ大したダンスじゃないんだろうなぁと思いながら待っていると早速始まった。これ曲終わるまで見ないとi......
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!??!?
開幕からキレが良すぎるんだけど!?!?!?!?!?おかしいだろ!??!?
何故なんだというより、何者なんだ...?なんだこいつ~!?
思わず見入ってしまった。思わず配られたペンライトを振ってしまった。しまった、普通に楽しんでるじゃないか自分。
そしてダンスが終わり普通に拍手をしていた。すごすぎた....
その後、気付いたら周りにお客さんが増えていて、外国人のお客さんも多くいた。
そうか秋葉原だからたくさん来るよねーと思っていたら、全員英語ペラペラやんけ!!!!!!!! いやここで働くには必須項目かもしれんけど全員喋れるのかよ...
あまりのスペックに段々とメイド達への興味が湧いてくる。
そして最後に僕が頼んだメイドのライブが始まる。けいおんの「ふわふわ時間」を歌ってくれるようだ。さっきの踊ってたメイドと違うから、この子は普通のメイドだろ...とみてたら
めっちゃ歌上手いなあ!?!?
もうびっくりを超えて怖い。
こんなに全員がオーバースペックなことがあるのか...?
僕は最終的にメイド喫茶を「楽しんでる」ではなく「恐れおののいていた」
メイド「最後にチェキ撮りましょうね~」
普通だったら可愛いメイドの前で照れながらチェキを撮る想定だったが...
僕は照れる感情一切なかった。逆に怖がって顔が引きつっていた。
そしてチェキ撮影も終わり1時間が終了し5000円を払い僕は店を出た。
普通たこわさに5000円なんて高すぎるってなるが全く思わなかった。逆にこのメイドをもっと知るためにまた行きたくなった。こいつらは何者なんだ、と。
最初は戸惑っていたけど総合的には楽しかったと思わせたこのメイド喫茶はすげえや。また行きたいな